桃花台ニュータウンとは

小牧市の位置

 桃花台ニュータウンのある小牧市は、愛知県の北西部にあり、市役所は、東経136度54分、北緯35度17分の位置にある。小牧市は、東西約15km、南北約9kmと細長い形をしており、面積は約63平方kmで、愛知県内の市の中では、13番目の広さである。

桃花台ニュータウン周辺図

上の図は、「大山廃寺発掘調査報告書(小牧市教育委員会 1979年(昭和54年)3月発行)図版1 大山廃寺周辺地形図」の上にこのホームページ管理人が書き込んだものである。

 桃花台ニュータウンの区域は、小牧市の尾張東部丘陵地にあたる。この区域は、木曽山系が濃尾平野に開けるところにあたり、稜線がほぼ東西に走る、標高60〜110mのなだらかな丘陵地である。地質は、瀬戸層群と呼ばれる礫や砂、粘土と、比較的薄い沖積層及び洪積層から構成されている。桃花台ニュータウンの区域に広がる丘陵地は、ニュータウンができる前は、ほぼ全面に渡って開墾され、果樹園が開かれていた。わずかに残された山林には、マツ・コナラ林、ネザサが群落をなし、丘陵の谷間には、随所に小湿原が見られた。ニュータウンができる前に区域にあった施設としては、果樹選果場や養鶏場施設があげられる。また、区域を南北に貫く形で、高圧送電線が走っていた。現在では、ニュータウンの地区東部を縦断して、中央自動車道が走っている。

桃花台ニュータウンの人口推移

「Wikipedia桃花台ニュータウン」の人口のページと 「小牧市公式ホームページ」の「市のプロフィール」の「小牧市の人口」のページを参考にして作成したものです。

 桃花台ニュータウンの人口は、2017年(平成29年)1月1日現在、23,497人、世帯数は、9,087世帯である。小牧市の気候は、太平洋岸気候で、夏は高温多雨、冬は少雨という特徴がある。年平均気温は、15.7度、年間降水量は1769mmと、温暖で、比較的暮らしやすい日が多い。冬は、伊吹おろしとよばれる強い北西風が吹く日が多い。

<参考文献>

「小牧」(中学校編)小牧市教育委員会編集(2003年3月31日 改訂13版発行)

「桃花台まちの記録」編集・発行 桃花台事業記念誌作成検討委員会、愛知県、(財)桃花台センター、(株)宅地開発研究所(1998年9月発行)

「CLIMATE-DATA.ORG 気候 小牧市」